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2017.09.14 Thursday

大阪出張(スイッチングハブ試聴)

 

先日オーディオライターの御田照久氏宅へHFS1000の後継となるモデルの試作機を持ち込み、試聴させていただきました。

ゲストとして、いつもお世話になっているWaonRecordsのオーナープロデューサ 小伏和宏氏においでいただきました。

 

御田氏のオーディオルームで弊社のスイッチングハブを試すのはこれで二回目。

 

まずはシステムのリファレンスとなっているNETGEAR GS108PEで聴かせていただきました。

このスイッチングハブは48Vで給電する仕様でPoEにも対応しており、様々な機能を備えたモデル。

これにノイズ対策、高品位な電源の導入、ポート設定などを施すことで、非常に情報量の多い現代的な音を実現しておられます。

 

次に弊社の試作機を接続いただきました。

試作機といいましてもほぼ製品版に近い仕様となっており、充分にエージングを済ませたものです。

 

このときのご感想は御田氏とWaon Recordsのfacebookページより転載させていただきます。

 

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【御田氏】

JS PC Audioピュアオーディオ用ハブの試聴結果(1)

●JS PCオーディオの神宮社長のご依頼があり、ワオンレコードの小伏さんもお招きして我が家で新型ハブ(Gbit対応)の量産型プロトタイプの試聴を行いました。

●御存知の通り好調な売れ行きの中、ハブユニットのメーカーから予告なしのバージョンアップ通告があり前作「HFS1000」はやむなく販売終了となったわけです。
 その後、バージョンアップされた新型ハブユニット基板のチェックを行いつつ、よりオーディオに特化した性能・音質の追求を行った結果として、今回、『ピュアオーディオ用』と呼べる量産型プロトタイプが登場したわけです。

●一度に書くと大部になるので数回に分けますが、何が『ピュアオーディオ用』なのか、そのキモをまず項目に書き出してみましょう。
(1)LANに伝送するためのクロック(25MHz)に、オーディオグレードの高精度な水晶発振器を採用したこと。筆者の知る限りでは、市販製品ハブでこのような例はない。
(2)徹底した各種ノイズ対策を行い、聴感上もノイズフロアーの大幅な低下を実現したこと。
(3)大容量のリニア電源を搭載し、ハブユニット、クロック発振器の2系統の独立電源基板を用意したこと。
(4)シビアなタイミング管理を要するオーディオヴィジュアル信号は、他種のデータよりも高い優先度でルーティングして出力していくQoS機能をビルトインしていること。
(5)ノイズレベルを悪化させるハブユニットのステイタス表示LEDは点灯させないこと。
(6)上記(4)を始め当初から設定済みなので、電源ケーブルを差し込むだけの無設定で動作すること。

●我が家の現行ハブは、音質上の理由から48V電源で選んだネットギアのGS-108PEです。内外で各種ノイズ対策を施し、外付け電源はFSP48Vアダプタを採用し、Plitronアイソレーショントランスから給電、ポート優先度設定、という凝りに凝ったものです。特にFSP48Vは効きました。
 その情報量は高く、類機を寄せ付けなかったのですが、情報量が上がるにつれて少しあからさますぎるような面が目立ち始めていました。オーディオ的には好まれるかもしれませんが、長い時間音楽を聴くにはあからさまなのは難しいところがあります。

●新型機を一聴して、まず感じるのはワオンレコード小伏さんの「位相が揃った」という一言に要約される自然で大きく広い音場の佇まい、静けさとその中で立ち上がってくる、例えばピアノのタッチのニュアンスやあえかな声のゆらぎ、これはもう決まりです。

●これまで「オーディオ用」と銘打ったハブがあっても、実際の中身は「???」でしたが、これではじめてピュアオーディオ用と呼べるハブが登場いたしました。

 

<WaonRecords 小伏氏>

昨日、オーディオライターの御田照久さんのリスニングルームにお邪魔して、JS PC Audioが近々リリースするという、ピュアオーディオ向けスイッチングハブの新型を試聴させていただいた。

試聴した機械はプロトタイプではあったが、製品版と音質的にほぼ同じとのこと。

ネット環境で音が変わることはよく知っていて、編集室では、編集作業やディスクへの書き込み作業の際、WiFiも切るし、LANケーブルも編集機から引っこ抜いている。

とは言え、スイッチングハブでどのくらい音が変わるのかは見当もつかなかった。

まずは御田さんの標準システムで試聴。これとて吟味して選ばれた音の良いハブ(ネットギアのGS-108PE)が使われている。

そしてJS PC Audioの新型にLANケーブルを差し替える。このスイッチングハブ、何が違うのかというと、システムクロックにオーディオグレードの低雑音・超高精度(ppbだって!)の水晶発振器を載せている(他で聞いたことが無い!)。そしてその発振器用とシステム用とにそれぞれ別々のリニア電源から電源を供給。システム全体でも念入りにノイズ対策を施したというものだ。

ノイズを嫌って一切のインジケーターがないので、電源が来ているのか信号が来ているのかつないで音が出るまでわからない(電源のインジケーターは製品版ではオプションがあるらしい)。

で、音を出してみると、おー、音が出た途端に違いを感じるほど音質が違う。位相が揃って音像が安定し、中音域に充実感が出て音声全体の足が地についた感じだ。ノイズ対策も効いていて非常に静か。何より音楽が楽しく聞ける。良い意味でアナログっぽくなるが、くせはなく帯域バランスは極めてニュートラルだ。

ワオンレコードの「カンシオン」を聞いてみると、CD版でも収録時の距離感やダイナミックレンジを正直に表現するし、192kHz WAVE版だとさらに残響(天然100% 人工は一切無し)の消え入りまでがとてもきれいに表現される。今はLAN無しで仕事しているが、間もなくそうも言っていられなくなるのは明らかなので、これは一考に値する。

販売予定価格を聞いて驚いた。それなら僕にも買える。スタジオに導入しようという場合でも稟議書を回さなくて良いだろう。

同時に、接続するLANケーブルによっても音質がかなり変化することも確認できた。JS PC AudioのLANケーブルがやはりベターハーフのようだった。

 

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HFS1000の後継となるモデルは『HFS1100』として9月下旬頃にリリースします。

※画像は試作段階のものです

 

主な特長は以下のとおりです。

 

・システムクロックに低位相雑音の高精度オシレーター(TCXO)を採用

・小型の超ローノイズ電源を採用(電源トランス容量は従来モデル比2倍)

・イーサネットIC、システムクロック用に電源を分離

・EMI対策による大幅なノイズ低減

・QoS機能による最適なオーディオ信号の伝送

 

予価は59,400円(税込)、オプションはHFS1000と共通となる予定です。

なお、弊社のNH10(初代製品・カスタム品等は除く)をお持ちのお客さまは、11,880円で下取りさせていただく予定です。

詳細につきましては、近日中にお知らせいたしますので今しばらくお待ちくださいませ。

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