ヒューズ交換の方法
弊社製スイッチングハブ(NH100、HFS1000、NH1100)およびアナログ(リニア)電源のヒューズが切れてしまった場合やオーディオグレードのヒューズへの交換をなさる場合、ヒューズホルダーは電源インレット部にございますのでこちらから交換下さい。
先の細いマイナスドライバーをご用意いただくとスムーズに交換いただけます。
電源ケーブルを抜いてください(リニア電源など電源スイッチ付きの製品の場合、必ずスイッチを切ってください)。
マイナスドライバーを入れ、テコの原理でドライバーをゆっくり倒していただくと
このようにスライドして引き出されます。
2017年11月中旬までの製造分につきましては、若干形状が異なります。
こちらは中央部に差し込んでください。
こちらも同じく先に説明させていただいた要領で引き出します。
新しいものと入れ替えていただき、押し込んでいただければ交換は終了です。
(ご注意)
※お客さまご自身によるヒューズ交換によって生じた製品の不具合や故障は保証対象外となりますので予めご了承ください
※弊社製スイッチングハブには以下のヒューズをお使いください
・NH100/HFS1000 0.5A
・HFS1000(アップグレード)/HFS1100 0.5Aまたは1A
特別企画「PCからオーディオへの架け橋を」
PCからオーディオへの架け橋を 〜デジタル&PCオーディオの今とこれからを見つめながら〜
文:御田照久
1.いま
PCオーディオを手がけておられる方々は、例えばジャーナリズムがPCにかなり疎い様子を察しておられることと思います。これからの時代、オーディオの側ではもっともっとPCや、特にネットワークの知見を広げることにに注力すべきなのですが、なかなかエンジンがかかりません。
一方で、PCをよく知っておられる方でも、実際にデジタル&PCオーディオを理解しておられる方は非常に少ないと言ってよろしいかと思います。なぜなら設定方法を多少知っているだけでは「音」と「音楽の鳴り方」の判断はできないからです。音を出して音楽を聴き、また工夫して音を出して音楽を聴く、という「オーディオ」を実際にやっていない人は、単なる設定法などの初心者向け解説しかできません。
いろいろとPCオーディオを深めていかれる中で、具体的で詰めた情報が得られないのはそういう背景があるからです。その状況の中ではPCオーディオに取り組むこと自体がPCからオーディオへの架け橋を築く作業にもなっているわけですが、PCやその周辺部品にも大きな問題点があります。その一つは「オーディオグレードに適する」機器が非常に少なく、また「オーディオグレードにしていくためのノウハウ」が不足していることです。
2.PCや周辺機器のオーディオグレード化を取り巻く問題点
PCはあくまで汎用機器です。オーディオの基本は「機器の中では、オーディオ信号以外は一切動かない」ことですが、PCの場合、(1)CPUをはじめ大飯ぐらいなパーツが多数あり、大幅な電源変動をPC内部で引き起こしていること、(2)CPUやメモリ、LANやUSBなど多大なノイズを撒き散らしており、ハイスピードあるいはハイパワーな機種ほどノイズ源となっていること、という大きな問題点を抱えています。
例えばUSB3.0が大きな「輻射ノイズ」を発しており、2.4GHzWiFiなどへの妨害という大きな悪影響を与えることについては、既にIntelがホワイトペーパーを出している【注】ことからも、高速なインターフェースが抱える問題点を浮き彫りにしていると言えましょう。
ハイスピードでハイパワーな機器が良いというのは、PCのパフォーマンス優先的発想であり、上記のオーディオの基本とは相容れないものです。また、例えばノートPCのバッテリーの保ちを良くするためや、省電力で動かすためにCPU設定などを随時に変更することも、オーディオの基本とは相容れません。
なによりも「電波スモッグ」とまで言われ、オーディオを蝕んでいる近年のノイズの悪影響について、PCオーディオユーザーはもっと認識をお願いしたいと、常日頃から切に願っているところです。
3.これから
既にFLACでのCDクオリティのストリーミング配信が、日本でも動き出しております。つまりはネットワークがこれからの大きな課題になるわけですが、(1)ネットワークが「ノイズの嵐」であること、(2)オーディオグレードと言えるLAN/ネットワーク環境構築は、まだかなりのユーザー宅では実現には程遠く、これからの課題であること、という問題点が既に浮き彫りになっております。
具体的な例として、ローノイズで音質的に配慮されたハブがこれまであったかというと、高価な業務用製品も含めて、残念ながら僅かな例しかなかったと言って良いでしょう。その中でJS PC Audioのハブは明確にオーディオグレードに取り組んでおり、特に最新作のHFS1100はノイズ対策はもちろん、LAN伝送のために高品位なクロックを備えるなど意欲的な取り組みにより、周波数が高くノイズ的にも厳しいギガビット級でのハブのオーディオグレード化を実現したものと言えましょう。
PCからオーディオへの架け橋をかける作業はまだはじまって間もない段階です。ユーザーの皆さんの積極的な取り組みや試みが、これからの時代のオーディオと、より深い音楽の楽しみに結実していくよう、願って止みません。
新年の特別企画といたしまして、オーディオライターの御田照久氏に「PCからオーディオへの架け橋を」を執筆いただきました。
弊社が昨年発表したスイッチングハブ「HFS1100」は、初代の「NH10」に始まり現在4世代目のスイッチングハブとなります。
スイッチングハブをオーディオ(を構成する)機器として見たとき、ローノイズ化は効果が得られるのではないかというところから製品企画が始まりました。そこからEMI対策やオーディオ的なアプローチを加え、現在に至ります。
”スイッチングハブで音質は変えられる”ということにつきましては、発売当初より多くの方から色々と厳しいご意見も多かったのですが、他社からも次々と”オーディオ用スイッチングハブ”が発売されるようになり、ようやくネットワークオーディオの音質を左右するデバイスの一つとして認知されつつあることは喜ばしく、弊社もその一端を担えることができたことは実に光栄なことです。
弊社はこれからもPCを利用したオーディオの裏方に身を置いて活動してまいります。
PCに依存する以上、進化してゆくOS、規格存続の問題(USB2.0、FireWire)、互換性など多くの問題に悩まされるのは確実といえますが、弊社もこれから更に多くの技術を身に着け、一つでも多くの価値をお客さまに提案できるよう精進してゆく所存でございます。
HFS1100のオプションにつきまして
NH10下取り
製品状態の如何(損傷・不具合・故障など含む)に関わらず一律11,880円にて承ります。
下取りオプションをお選びいただきますと、合計額より11,880円が差し引かれるようになっております。
【下取りの流れ】
(1)HFS1100のご注文の際にオプションをお選び下さい
(2)NH10を弊社宛へお送り下さい(送料はお客様負担)
(3)弊社に届き次第HFS1100をお送りします
(NH10をお送りいただく住所)
819-0002
福岡県福岡市西区姪の浜5-5-6-1F
株式会社オールワイアード
092-881-5220
2年延長保証
3年間保証(基本1年+延長2年)をさせていただきます。
延長保証の対象は弊社にてシリアル番号とお買い上げ時のお名前(住所・電話番号等)で管理させていただきます。
1. 正常な使用状態で製品が故障した場合には無料修理をさせていただきます。
2. 次のいづれかに該当する場合、保証の適用除外事項とさせていただきます。
(1)購入者以外の方の届け出や持ち込みによる保証修理
(2)保証期間中に発生した故障について、保証期間終了後に修理依頼された場合
(3)誤ったご使用による故障・損傷
(4)他の機器から受けた障害、または不当な修理や改造による故障・損傷
(5)お買い上げ後の移設、輸送、落下などによる故障・損傷
(6)火災、地震、水害などの天災、指定外の使用電源、異常電圧などによる事故および故障・損傷
2. 故障の状況その他の事情により、修理に代えて製品交換をする場合がありますので、予めご了承ください。
3. 修理に際して、再生部品・代替部品を使用することがあります。また、修理により交換した部品は弊社が任意に回収のうえ、適切に処分させていただきます。
4. 保証に基づく無料修理後の製品については、最初のご購入時の保証期間が適用されます。
5. 故障により製品が使用できなかったことによる損害については補償いたしません。
6. ご贈答、ご転居などの場合については弊社へご相談ください。
オーディオ用ネットワークの接続について
今月25日よりオーディオ用スイッチングハブ「HFS1100」の販売を開始いたします。
弊社のスイッチングハブを用いたネットワーク接続についてのご質問やご相談をよくいただいておりますので弊社の推奨接続例をあげさせていただきます。
販売初期のNOCX2、従来モデルのNOCXをUTPへ変更することができますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
※2018/03/30 加筆修正
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
新機種のリリースの関係でアナウンスが遅れてしまいましたが、スイッチングハブの従来モデル(HFS1000)をお持ちの方へアップグレードサービスを行う予定です。
10月に入りましたら正式なご案内ができるかと思いますので、今しばらくお待ちくださいませ。
NOCX2の結線オプションにつきまして
LINN DS/DSMなどをお使いの方で、NOCX2をご検討の方はUTPストレートをお選びくださいませ。
コネクター部分は金属製ですが、シールドは未結線ですのでUTP仕様となります。

- links
-
JS PC Audio Accessories ウェブサイト
JS PC Audio オンラインショップ
JS PC Audio Facebookページ
JS PC Audio ヤフオクブース
JPLAY日本語公式サイト
- JS PC Audio Blogへようこそ
- 日々の業務のことや試作、新製品のご案内から独り言まで色んなことを書いています。
- ad
- Selected Entries
-
- ヒューズ交換の方法 (01/25)
- 特別企画「PCからオーディオへの架け橋を」 (01/04)
- HFS1100のオプションにつきまして (09/23)
- オーディオ用ネットワークの接続について (09/22)
- NOCX2の結線オプションにつきまして (05/18)
- Categories
-
- ごあいさつ (5)
- お知らせ (65)
- 新商品のご案内 (21)
- 試作・試聴 (36)
- 性能検証・比較 (6)
- お客様のレビュー (15)
- 特注・カスタマイズ (46)
- お寄せいただいたご質問について (4)
- 不具合・改善・反省など (2)
- 音作りのヒント・セッティングなど (2)
- メディア掲載情報 (18)
- 納期に関するお知らせ (16)
- おすすめの製品 (2)
- 試聴環境 (3)
- ひとりごと (29)
- その他 (20)
- 月替わりセール (1)
- Archives
-
- April 2018 (2)
- March 2018 (5)
- February 2018 (2)
- January 2018 (10)
- December 2017 (6)
- November 2017 (6)
- October 2017 (6)
- September 2017 (14)
- August 2017 (5)
- July 2017 (6)
- June 2017 (4)
- May 2017 (5)
- April 2017 (5)
- March 2017 (3)
- February 2017 (5)
- January 2017 (2)
- December 2016 (1)
- November 2016 (6)
- October 2016 (5)
- September 2016 (5)
- August 2016 (6)
- July 2016 (6)
- June 2016 (3)
- May 2016 (9)
- April 2016 (8)
- March 2016 (8)
- February 2016 (10)
- January 2016 (6)
- December 2015 (4)
- November 2015 (11)
- October 2015 (10)
- September 2015 (10)
- August 2015 (10)
- July 2015 (17)
- June 2015 (11)
- May 2015 (18)
- April 2015 (15)
- March 2015 (26)
- Search this site.
- Mobile
-