2018.05.17 Thursday

USBノイズストッパーキャップ

 

今回はAudioQuest社のUSBノイズストッパーキャップのご紹介です。

USBポートを使った音質改善アイテムはUSBターミネーターが主流ですが、USBポートが基板から離れている場合(特にPC)、ターミネーターでは音が鈍ったり、レスポンスが悪くなったりする場合があります。

またオーディオ機器のポートの場合はパネル面から大きく飛び出してしまいますから、美観を損ねてしまいます。

そこでこのキャップを試してみます。

 

試聴用PCのUSB2.0ポートに取り付けてみました。

 

aqのロゴがハッキリしていますが、落ち着いた色味と質感で、これぞオーディオアクセサリーといった感じです。

ホコリや汚れを防いでくれますし、何よりも金属製ということでノイズの飛びつきの抑制に期待が持てます。

 

音質の変化はほんのごく僅かにSNが上がった気がするという程度のもので、特に副作用のようなものは感じられませんが、お使いになる場合はホコリ・汚れ防止アイテムとしてお考えになられた方が良いかもしれません。

 

この「USBノイズストッパーキャップ」はオンラインショップにてお買い求めいただけます。

日本国内では販売されていない製品で、並行輸入品となりますので予めご了承くださいませ。

 

2018.03.05 Monday

Singxer SU-1 クロック(オシレーター)交換

 

Cristek CCHD-575を日本電波工業のNZ2520SDに交換するためのサイズ変換基板を製作しました。

 

この2カ所の他にXMOS IC付近にあるものも交換しますので、計3カ所の交換となります。

全域にかけて解像度が増し、滑らかさが感じられます。

劇的な変化とはいきませんが確かな効果はありますので、SU-1を少しでも良くしたい方にお勧めです。

ご希望の方はSU-1カスタマイズの商品ページよりご依頼いただけます。

 

非常に需要の少ないものを作ってしまいましたので、作業代金が少し割高になってしまいましたことはご容赦ください。

オシレーター交換のみも承っておりますので、ご希望の方はお申し付けくださいませ。

 

※2018/3/29追記 2018年モデル(DSD512対応版)は換装不可

2018.02.02 Friday

小型リニア電源 PSU-mini

 

本日5V用のAC-ACアダプターの試作品が届き、テストを始めました。

これがPSU-miniの全貌です。

グレードの位置づけとしましては、PSU-X1とPSU-R1のちょうど中間にあたります。

 

トランスのAC-ACアダプターから小型のアルミエンクロージャーに入り、DC出力となります。

電源基板はHFS1100と同じ超ローノイズICを使用したものがベースで、出力電圧は5Vと12Vの二種類、最大1Aとなります。

販売価格を下げるために一般的な平行線を使用したり、エンクロージャーはキャスト製を使用したりと虚飾を廃した地味な仕上りですが、中身はしっかりとしたオーディオ用リニア電源です。

 

(主な仕様)

・超ローノイズシリーズレギュレーター(TPS7A4700A)

・SBR(スーパー・バリア・レクティファイア)ダイオード

・導電性高分子タンタル固体電解コンデンサ、薄膜高分子積層コンデンサー、積層メタライズドPPSフィルムコンデンサなど高音質パーツを使用

 

(PSU-miniの用途)

・スイッチングハブ

・ルーター

・ONU(終端装置)モデムなど

・PC用カード(USB、NICなど)

・USBアイソレーター

・DAC、DDC(小型のもの)

・ヘッドフォンアンプ

・USBの外部給電

 

現在は12V版でSynology社のNAS DiskStarion DS115J(SSD)、5V版をUSB-029H2-RP(USBアイソレーター)でテストしていますが、いずれも非常に良い結果が出ています。

 

省スペースで高性能な電源をお探しの方、リリースまで今しばらくお待ちくださいませ。

 

2018.01.24 Wednesday

電磁波シールド塗装を試す

弊社においていくつかあるテスト環境のうち、ひとつはQNAP HS-210Dを使用しています。

 

前回の記事でクロックを交換した結果が良く、弊社のカスタマイズサービスのメニューに入りました。

 

クロック交換で非常に良い音で鳴ってくれますが、樹脂製パーツにシールド効果を持たせるといいのではないかと考え、試験的に「電磁波シールド塗装」を行ってみました。

 

使用したのは"銀コート銅粉"入りの塗料で、メーカーの製品説明には「100MHz〜1000MHzの電磁波を遮断する」とあります。

早速各パーツを分解し、シリコンオフで脱脂、マスキングして塗装。

 

各工程の画像は省略していきなり完成形です。

組み上げ後の筐体の天板側。白っぽい十円玉のような色でシールドされたさまに期待が膨らみます。

自動車の塗装と同じように捨て吹きから仕上げまでインターバルをとりながら塗膜が均一になるように吹き付けます。

特殊な塗料のため金属部への密着が弱いというところで、足付けを行ってプライマーも使用。普通のスプレーよりも吹き付けしにくく、思わぬところで自動車業界にいたころのノウハウが役に立ちました。

特にCPU周辺(ヒートシンクまわり)とストレージホルダーの内側は厚めに仕上げました。

 

樹脂製の底板もご覧の通り薄い銅色で、乾燥後表面にテスターをあてると導通が確認できました。

 

 

試聴してみます。

これは驚きです。全く別物のNASで聴いているかのような力強い音。ボーカルはくっきり浮き立ち、各楽器の分離が良く定位が素晴らしいです。

更に聴き込んでゆくと、S/Nが向上したためか音場の広がりがよく音の響きや余韻が心地よく感じられます。

 

効果は確実にありますので、例えばIODATA社のRockDiskNextなどの優秀なNASやプラスチック筐体のスイッチングハブ、ルーター(無線の場合はアンテナがあるもの)に施してみるのも面白いかもしれません。

まだまだ検証が必要な部分が多いのですが、今後弊社の製品にも積極的に取り入れてゆきたく思います。

 

2018.01.16 Tuesday

ネットワークキルスイッチ NKS-01 最終検証とアンケート結果

 

かねてより色々なオーディオ環境でテストを行い検証を重ねてきたNKS-01ですが、今回は兵庫県のH様にご協力いただける運びとなり伺ってまいりました。

オーディオ業界では初となる製品ですからリリースに向けて慎重にいきたい気持ちもありますが、どのような環境においても一定の効果が認められるものであるという確証を得るための最終検証です。

 

オーディオルームに入るとまず目に飛び込んでくるのが約100年物のウェスタン・エレクトリック社のスピーカー(ウーファー・ツイーター)、GEMのリボンツイーターなどをはじめとした歴史を感じさせる機器群。壁面にスーパーウーファーが埋め込まれていて、チャンネルデバイダーによる4ウェイマルチ構成。

 

部屋の脇に目をやると、Antelope Isochrone OCX、WEISS MAN301、WEISS ATT202、windowsファイルサーバー×3という現代的な機器が並んでおり、弊社のHFS1100も接続されています。

 

試聴させていただくと、私の知るウェスタン・エレクトリックとは違い艶やかで解像度も高く現代的なハイファイサウンドです。

 

今回のテストはオーナーであるH様、オーディオライターの御田照久氏、WAONRECORDS代表の小伏和宏氏、ピアノ講師に録音エンジニアもなさっている神田裕一氏においでいただき、試聴いただきました。

 

試聴にあたって持ち込ませていただいたNKS-01は4台。

まずはその1台をルーター〜スイッチングハブ間に割り込み、ON/OFFのテストから。

OFFにするとパッと見通しの良い音に変化します。「中域の滲みが減り、見通しの良い音」「もやもや感が晴れて清々しくなる」と皆さんの意見は概ね一致しました。

 

次に常時接続されているサーバー3台にそれぞれNKS-01を割り込み、1台のみネットワークONの状態に。

ルーターをカットしたときほどの変化量ではないものの効果はあり、先のルーター部分をあわせるとグッと解像度が上がります。

 

最後に番外編としてシステムエンハンサー(SE2-BP)の試聴。

オーディオ専用アースが工事されている環境でいかほどの効果が得られるのかの検証です。

 

ケーブルは弊社のものを使わずお手持ちのもので接続させていただきました。
全域に亘り活き活きとした音になりアタック感や実在感が増すのですが、こちらの環境ではS/Nの向上による音場(特に奥行き)の変化を顕著に感じとることができました。

ここにお手持ちのインシュレーターなどを試してみたり、サーバーの空いたUSBポートにUSBターミネーター(UTX1)を挿してみたりと存分に試聴を楽しませていただきました。

 

曲名は失念してしまいましたが、H様の「この曲は今朝(お一人で準備をなさっている間)聴いたときと全く違う」との一言がとても印象的で、NKS-01の有用性を再認識することができ大変良い経験になりました。

今回の検証にご協力いただきましたH様、誠にありがとうございました。

 

 


 

 

さて、HKS-01のモニターにご参加いただきました方々よりお寄せいただいたアンケートを集計いたしました。

 

アンケートの中で最も重要な『音質の改善』につきまして、72%の方が「改善された」「やや改善された」とお答えいただき、残りの28%の方は「わからない」「変わらない」という結果となりました。

「改善された」「やや改善された」とお答えいただいた方からは

 

・ノイズフロアの低下による煩さの減少

・低域の伸び(予想外)

・生々しさの向上による音楽のグルーブ、楽しさ感のアップ

・少しS/Nが向上した

・音が滑らかになった

・弱音が聞き取りやすくなる

・埋もれていたニュアンスが聞き取れる

 

などといったご意見をいただいています。

また、その他改善すべき点や注意すべき点、製品についての説明など今後の参考となるご指摘も多くいただきました。

今回モニターにご参加いただきました方々には改めてお礼申し上げます。

 

NKS-01のリリースは今月下旬を予定いたしております。ご検討いただいている方、今しばらくお待ち下さいませ。

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